時間貧乏侍のブログ

双極性障害4年生。将来小屋暮らし+配当金生活希望。投資や趣味の雑感ブログ。

<<第6章 リターン>>自分は普通じゃなかった… ある日突然、精神病院に強制入院した話

 

この頃になると、薬の副作用が酷く(ひどく)、嚥下障害(えんげしょうがい)、指先振戦、アカシジア、脱力感、ろれつが回らないなどの症状に悩まされていた。


抗精神病薬による副作用 アカシジアの症状

アカシジア(akathisia)は、錐体外路症状(EPSという)による静座不能の症状のことを言う。ドーパミンD2受容体拮抗作用を持っている抗精神病薬による副作用として出現することがある。

アカシジア - Wikipedia

 

診察を受けた。

俺はその時、覚醒してから今までのアイデアを書き綴ったノートを医者に見せた。

医者は

「すごいね」

と言っていたが、「こいつはおかしい。完全に病気だ」と思っていたことだろう。

 

父の意識が戻らぬまま、俺はまた病院に入院することになった。

 

入院した時は、前の病院を退院したときから今まで、普通の生活を送れていたという実績を買われ、閉鎖病棟だが隔離室ではなく、普通病室に入ることになった。

 

部屋に荷物を運び一段落したところで、ドアを少し開け外を見たら、若い男1人と女2人が仲良くしゃっべていた。

俺はこのとき、対人恐怖症になっていたので、ここの人と上手くやっていける自信がなかった。

なので、何か問題を起こして誰もいない隔離室に行こうと考えた。

 

まず、ナースコールを鳴らして看護師を呼び、ベッドの柵を外し、柵で照明のスイッチを壊すぞと脅した。

そしたら、俺は隔離室送りになった。

ここからまた地獄ライフが始まるのだった。

 

ある日、天才と馬鹿は紙一重と言う言葉のように、俺は全裸になった。

またある日、ノート1冊を細かくちぎり、床一面にばらまき、看護師に掃除させた。

そのまたある日、床に直接大便をし、手が汚れないようにハンカチでブツを掴み、壁になすりつけた。

 

俺はこの状況を変えようと色々試していた。

隔離室にはカメラと音声感知式ナースコールか設置されていた。

俺はイライラしすぎてナースコールに向かって叫びまくっていた。

ナースコールは反応し、看護師が

「どうされました?」

と一言。俺は

「イライラするんですけど」

と一言。

その後は何も返事がない。

結局、隔離されていることにイライラしているのか、病気だから症状でイライラするのか分からなかった。

 

またある日、俺はトイレからの大洪水事件を2回起こした。

最初は便器にトイレットペーパー詰めて、水を詰まらせ、ガンガン流水ボタンを連打しまくる。

面白いように部屋が水で満たされていく。

俺は心の中で勝者の気分になっていた。

異変に気づいた看護師が外から、水道の元栓を締める。

6人くらい看護師を呼んできて、俺は外で待機する。

看護師たちは、モップやらバケツやらで水の処理に追われる。

俺は心の中で「ざまーみろ。俺をこんなところに閉じ込めるから悪いんだ」と思っていた。

布団一式交換になった。

 

そして病院側も再発防止を行うのだ。

トイレットペーパーをロールで与えるのではなく、ポケットティッシュみたいに分けて配ろうと。

あとトイレを流すのは外側の水道の元栓のみで行うと。

 

俺はまだあきらめていなかった。

飯を食うときは隔離室の外に出られる。

そのとき看護師の監視が手薄になったその瞬間を狙って、こっそり外の水道の元栓を開けておくという寸法だ。

あと、便器に詰めるものがない。

隔離室の入り口の前に棚があり、そこに着終わった服が置いてあるの思い出した。

この服を詰めればいける。

 

早速実行。

夕飯を食い終わってから、こっそり元栓を開け、隔離室に戻るときに服を一枚部屋に持ち込む。

上手く行った。隔離室の中から水が流れることを確認する。

夕飯の時間が6時だったから、次の薬の時間の8時までは誰も来ない。

今しかない。

 

 

俺はトイレからの大洪水事件パート2を実行した。

便器に服を詰めて、水を詰まらせ、部屋の水の貯まり具合を見ながら、ガンガン流水ボタンを連打しまくる。

俺はまた心の中で勝利を確信した。

あとは同じだ。

気づいた看護師が大勢の看護師を呼んで、処理だ。

 

今度はどんな再発防止を行うのか楽しみだった。

病院側が俺を薬で実験しているように、俺も病院側を大洪水事件で実験しているのだ。

 

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